Sunday, August 5, 2012

おかえり の感覚


今日、話していてふと感じたのだ。
科学すること について違和感を持ち始めた? と。






私たちの周りには、あまりに多くの非科学的で、非論理的で、非物質的な物事が溢れている。




けれども、それを含む全てが、私たちを取り巻く『自然』なのだ。
ごく自然に、当たり前に、そこに存在しているものなのだ。
たとえ、難解なことであっても。




そして私はそれを自然に捉え受け入れる…と感じられる。





*
正直言って、科学する事を拒む自分に気づいた時は驚いた。

私は一応、研究をかじってたのにな〜... 

と思って。



でもよく考えたら、大学に入る前、もっと言えば、研究をはじめる前まで、
私は、 ど感覚人間 だったのだ。
感覚で話すし、感覚で物事を考えていた(笑)


研究をやり始めて、感覚ではなく、 理論性 を重んじることに徹した。
事実や証拠を用いて順序立てて、問題を解明していくことにフォーカスしてきた。

うーん、どうやら 感覚 の部分が戻ってきたらしい。


なるほど、それで、私にとって理論性の重要度が低くなったのだ。

(あれ? 私を科学してる? 笑)
*


私はよく思うのだ。
人間ではない、動物や植物、菌の方が、本当は人間よりもよほど天才なんじゃないかって。

食うもの食われるものの関係や理にかなった相互関係、 一切の同情はなく、 ただ個々が繁殖しようとエネルギーを使ったり、生きるためにシンプルに生きている。


決して逆らわず、決して疑わず、全てを流れに任せる





人間だって、そうなんだと思うんだけど。








たしかにお洒落もしたいし、
複雑過ぎるニュアンスを写真で出したいし、
複雑すぎるドラマや映画に惹かれてならないけれど...

って違うか。



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