門司港にて(Konica C35) |
結構むかしのことだけれども、
家族で旅行に行った時に、わたしが好きで写真をバシバシ撮っていたらば兄が『お前、写真ばっかり撮って...(呆)写真ばかり撮らずに目で見て刻め』
というようなことを言っていた。
ハテ...?
夢中で撮っていたわたしは、少し変な気持ちを抱いた。
旅行に行ったり、どこかしらに行って写真を撮るたびに、わたしはこの言葉を思い出し、
ひっかかっていた。
しかし、最近気づいたのだけれど、
兄とわたしでは、写真を撮るという意味がまるで違っていたのだ。
写真ができた当初、それは記録媒体としての役割が主であって、
兄は、そういう意味でわたしに『胸に刻め』っていったんだ。
(言われた瞬間 クサっ! とおもった 笑)
もちろん写真は紛れもなく記録媒体であるんだけれど、
わたしにとっては表現をするための手段であるほうが大きいのだった。
わたしが写真を夢中で撮っていたのは、表現するためだった。
あぁ、写真撮っていいね。
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